2007年5月14日月曜日

死刑をめぐる都市伝説~死刑と無期では天地の差?

※無期刑は刑法上は10年で仮釈放の申請ができるが、実際の運用ではそのような短期での出所例は皆無。近年は特に厳罰化が進み、仮釈放を許される者は毎年数名で、仮釈放を許された者の在所年数については、2005年は平均27年2ヶ月となっている(無期刑集全員の平均在所年数ではない)。未仮釈放の長期在所者については、2000年8月の時点で在所40年以上が17人、在所50年以上が2人確認されており、仮釈放を許されないまま刑務所で死を迎える者も毎年複数名存在していることも確認されている。日本における無期刑受刑者数は1,467名(2005年末現在、矯正統計年報)で、近年著しい増加傾向にある。1960年を最後に無期刑囚の恩赦は記録されていない。
※日本の無期刑が決して軽い刑罰ではないことを前提に死刑制度は議論されなくてはならない。

参考【正論】帝京大学教授・土本武司 死刑は維持し無期は終身刑化を
≪無期刑も事実上は有期刑≫≪死刑と無期では天地の差≫

WIKIPEDIA日本語版 無期刑

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